Jan
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佐藤光弘著 寝る前に読んでください アルファポリス社より
初代貴ノ花である貴ノ花利彰(としあき)と
2009年に日本相撲協会を退職した高見山大五郎(たかみやま だいごろう)との名勝負の話です
2人は激しく
厳しく戦い
死力を尽くして投げ合います
そして
高見山が一瞬先に土俵に落ちかかったとき
誰もが貴ノ花の勝ちを確信しました
高見山は土俵際で両足が浮いてしまった
いわゆる「死に体」になったのです
ところが
激しい勝負で垂れ下がっていた貴ノ花のマゲが先に土俵についてしまい
貴ノ花は負けてしまったのです
その勝負後のインタビューで
記者はこんな質問をしました
「マゲがなかったら
勝っていましたね」
これに対して貴ノ花は何の言い訳もせず答えました
「マゲがなければ
力士ではないのです」